今の子は繊細。自分も気をつけなければ…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7da7d56d1761dcef30b5c82e2bcc77fc09911e6
一方、グループ関係者からは「私が活動した9年間で(SEIGO氏が)そんな言葉を発しているところを見たことはない」という元乃木坂46メンバーの井上小百
合がSNSで発言(本投稿は現在削除済み)したのを皮切りに、SEIGO氏を擁護する声も聞こえてきた。
「初期のハングリー精神がないメンバーもいる」
乃木坂46が所属するソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)関係者が言う。
「SEIGOさんは厳しく演出指導する人で、ときには口が悪いこともありました。でも、それはコンサートの成功を最優先で考えているから。
メンバーも『叱るときもちゃんと筋が通っている』と口をそろえて納得しています。乃木坂46が売れたのはSEIGOさんのおかげと考えているメンバーも多く、
厳しい指導にもかかわらず、SEIGOさんは慕われている印象です。
グループ内では辞任を引き留める声が圧倒的です。ただ、SEIGOさんは『そう(パワハラだと)感じさせた自分が悪いので責任をとる』と身を引いてしまっ
た。本当に残念です」
別のSME関係者もこう続ける。
「乃木坂46もデビューして12年。早川のことではありませんが、初期のハングリー精神が薄れ、人気グループであることにあぐらをかくメンバーも一部いま
す。
それだけにSEIGOさんも演出担当として厳しい言葉を口にした面は否めません。発言内容に不満があるなら、まずは運営や代表に言ってほしかったのですが、
そうできない空気をつくってしまったこちらにも非があります」
かつての教え子たちはSEIGO氏についてこう擁護する。
「とにかく一生懸命な人なんです。メンバーとはギリギリまで演出をどうするか、真剣にやりあっていました。怒られることもしょっちゅうでしたが、それ
だけ本気だったということ。気が強いメンバーとSEIGOさんとやりあうこともありました。
ときには熱くなって『ブス!』となじられたこともありましたけど、私がいたころのAKB全盛期は体育会系な雰囲気だったこともあって、それも愛のムチと
とらえていました」(AKB48元メンバー)
「SEIGOさんを知る人は、彼が粗暴な人でないことをよくわかってる。たしかに怒って『死ね』とか、『殺す』とかの言葉を発することはありました。
でも、それも演出の意図を必死にメンバーに伝えようとしたなかで混じってしまった言葉。もちろん、手を出すことなんて一度もありませんでした」
(HKT48元メンバー)
大人数アイドルグループの演出で彼以上の才能を見出すのは難しい
掛橋の転落事故に関連した暴言については、SEIGO氏自身は否定しており、運営側も「調査の結果、そうした発言はなかった」と明言。前出のSME関係者もこ
のように擁護する。
「掛橋の事故の翌朝、ライブリハーサル前にSEIGOさんはメンバーやスタッフ全員を集め、『事故は自分のせい』と涙を流しながら謝罪していたんですよ。
そんなSEIGOさんが本当にあんな発言をしたとは思えません。私だけでなく、多くのメンバーやスタッフもそう受けとめているはずです」
ともあれ、結果的にSEIGO氏は演出家を辞任することに。
この影響について、前出のHKT48関係者がこう心配する。
「SEIGOさんは演出家として稀有な存在。アイドルグループのフォーメーション采配で、彼以上の才能を見出すのは難しい。
大人数グループにありがちな、メンバーに別仕事が入ったり、病欠などで空いた穴に臨機応変に対応できる能力もSEIGOさんが重宝されてきた理由のひとつ
です。
実際、HKT48の運営元がAKSからMercuryに変わったときも、空気を一新しようとSEIGOさんは一度演出から外されたんですが、やっぱり彼でないとダメという
ことで呼び戻されています。
SEIGOさん辞任で今後のグループ活動に支障がでないか、心配しています」
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Source: HKTまとめもん